カジファブリック
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カテゴリ:憂き事( 4 )
『ザ・ワイドショー』ミカの場合-①



やはり、私は来るべきではなかった。

自分自身の人の良さ、いや、自分のなさを呪った。
彼らも彼らで、何故私を誘ったのだろう。
こうなることは彼らにも分かっていたはずだ。
それが彼らの人の良さと言ってしまえばそれまでだが。



昼休み、所属サークルの集会の後、マキとカツヤに昼食に誘われた。
二人の邪魔をしてはいけないと思いつつも、向こうから誘われては断る理由もなかった。

カフェテリアも考えたが、まだ昼だし混んでいるだろうと、
西門を出たところにあるレッドトマトという大衆レストランに行くことにした。
安くて美味しいこのレストランは私の大学で知らない人はいないだろう。
ただ、大学生を対象としている割に内装に手をかけすぎていて、
男子生徒だけでは少し入りづらいのかもしれない。
事実、何度来ても客は女子生徒ばかりだ。
ランチに無料でサラダとコーヒーが付いてくるのも人気の秘密だろう。
去年の夏前あたりからただでさえ多い女性客をさらに集めようと、
レディースランチなるものも始めた。
レギュラーランチより若干量が少なくなり、値段は一律500円。
普段から量が多いと思っていた私を含む女子生徒の支持者はさらに増えた。
味もそれなりで、内装も代官山や青山にありそうなカフェのようで、
混沌とした高田馬場にあって、レッドトマトは大学生を謳歌していると実感できる
唯一の場所と言えるのかもしれない。


つづく
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by live-is-my-life | 2006-03-06 01:02 | 憂き事
トロ
悲しいことはすぐに忘れてしまって、

寝ればリセットできるなんて、

そんなことは思っていないさ。

起きればまた期待のない一日が始まる。

必要以上に眠ることの出来ない自分を憎んだ。


曇り空は開かずの扉で、

晴れれば元気になるなんて、

そんなことは思っていないさ。

どうせ俺は空なんて見やしない。

アスファルトの地図を進むだけだ。


叫びたい衝動に駆られて、

言葉にならない言葉を叫べば、

こころに溜まったもやもやも、

声と一緒に吐き出せるなんて、

そんなこと思っていないさ。

叫んでも、

叫んでも、

叫んでも、

出てくるのは負け犬の遠吠え。

何も変わらない、何も変わることはない。

そんなことは分かってる。

でも、

それでも、俺は、

叫んで、叫んで、叫んで、

声にもならない声すら出なくなって、

無力さに泪が溢れ出た。
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by live-is-my-life | 2005-10-12 00:57 | 憂き事
ジャージ
去年よりも幾分か早い

肌寒い秋日の到来に

今年もまた眠りまなこのジャージにおはようを告げる。

鼻下まであるジッパーを閉めきると

僕の肩は自然と丸みを増して、

まるでマフラーを忘れた冬の日。


北風強く吹く日の記憶

突き刺す寒さに身をさらし

いつも10分先に着いて、

身を縮ませて待ったいつかの日々。

クリスマスの次くらいに待つことが楽しかった。


「大丈夫だよ」って、

きまって僕は強がった。

ジャージからほんの少しでた指先が本音を言った。


MDウォークマンがスッポリ入る、

少しゆとりのあるポケットは

きっと、

地球上の何よりもやさしい暖かさにつつまれていた。
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by live-is-my-life | 2005-09-29 01:04 | 憂き事
世界はただ赤色に燃えた
なんだろこの充実感。
今なら空も飛べる。
過信しまくり。

明日の面接は受かる。絶対受かる。
と思う、ではない。気がする、でもない。
受かる。必然。受かる。

以上、強がり。


今12チャンでネオニートっていうのの特集してた。
ニートの収入がある版って紹介されてたけど、
蓋を開ければ、親の遺産を運用して株で稼いでるだけだった。
ああはなりたくないと思った。


SUN MYSELF / HUSKING BEE
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by live-is-my-life | 2005-05-02 01:15 | 憂き事