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カジファブリック
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柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺
俳句

5・7・5

たった17文字で広大な世界を生み出す。

俳句は象徴化された言葉の集約である。

1文字として無駄がない。それでいて表現方法は

字数を除き自由奔放。

言葉に余韻を持たせることも、

暗に意味させることも、

目をつむり、情景を思い描かせることもできる。



「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」

正岡子規の有名な一句である。

ただこれだけの簡単な言葉の組み合わせにも関わらず、

この句を聞けば、誰しもが秋の夕暮れ時の法隆寺に思いをはせるに違いない。

決して難語でなく、簡素な文字の組み合わせ。

しかし、言葉一つ一つが句が読まれた情景の象徴であり、

一字として無駄がなく、完成されている。

私はこの句に対して脱帽するしかない。

まさに「美」であり芸術であると思う。


正岡子規の好きな句で、他には

「いくたびも雪の深さを尋ねけり」
「糸瓜咲いて痰のつまりし仏かな」
「病室の暖炉のそばや福寿草」

などがあります。
バックグラウンドは記しません。
これらの句を読んで、何かを感じ取っていただき、
コメントしていただければ幸いです。
by live-is-my-life | 2005-06-07 02:19 |